今回の記事は。
太陽光発電パネルの選び方について。
では細かく見ていきましょう。
「変換効率」と「kW単価」
太陽光発電パネル選びで重要なのは。
「変換効率」と「kW単価」です。
変換効率
注目する変換効率は、モジュール 1平方メートルあたりの変換効率です。
モジュール変換効率というものですね。
ちなみにモジュールとは太陽光パネルのことです。
モジュール変換効率に関しては 太陽光発電の変換効率とは をご参照下さい。
基準変換効率の計算式というのがあって。
モジュールの公称最大出力とモジュールの面積から算出することができます。
要は数値が高い方が発電量が見込めるということです。
では、変換効率が高いのを選べば良いとなるのですが。
基本的に変換効率が高いと価格も高くなります。
変換効率が高い=費用対効果が高いとは限らないのです。
そこで、次の kW単価というものが重要になってきます。
kW単価
これは太陽光発電システムのkW単価のことです。
つまり、1kWあたりの単価でどれだけお買い得かを表します。
詳しくは 太陽光発電の kW単価という考え方 をご参照下さい。
なぜ「変換効率」と「kW単価」が重要なのか
この理由は太陽光発電システム導入に期待するところが経済的効果であることが多いからです。
つまり「何年で回収できるのか」「導入後、年間でどのくらいお得になるのか」といった効果を期待するからです。
他にも大切なことはある
パネルの種類によって特性も変わってきます。
シリコン系なのか化合物系(CISなど)なのか。
見た目や影がかかるような時間帯にも影響をうけにくい、高温に強いなど。
最適な選び方は
最適な選び方は設置する人によって変わってきます。
「早く回収してしまいたい」
という方もいれば。
「回収期間よりも発電量を重視したい」
という方もいれば。
「初期費用はできるだけ抑えたい」
といった方もいるでしょう。
最後に
いかがでしょうか。
太陽光パネルの選び方としては「変換効率」と「kW単価」が重要になります。
あとは屋根にどれだけ設置できるかによってもどういうタイプをのせるかが変わってきます。
見積もりを出す場合は。
一つのメーカーで判断せず。
複数メーカーの見積もりを出してもらうようにして比較検討した方が良いです。
相談することも大切なのでプロの意見も聞くようにしましょう。