毎日毎日暑いですね。
今回の記事は太陽光発電を設置すると室温は下がるのかということです。
それでは見ていきましょう。
太陽光発電は夏涼しく冬暖かになる
これは設置した直下の部屋ということですが。
実は太陽光発電には二重屋根のような効果があり。
直射日光を遮ってくれるので部屋の温度を下げてくれるのです。
じゃあ冬はどうなるんだということですが。
冬は放射冷却をおさえられるのです。
放射冷却とは
物質は熱を持っています。
すべて熱を放射していて、離れたところのものを暖めるのです。
熱というものは暖かいところから冷たいところへ移っていきます。
これが放射冷却です。
つまり熱が放射され、空に逃げていくと冷えるというわけです。
これだけ暑いと発電量はどうなるのか
夏といえば太陽の光がガンガン照射されるから発電量が多いと思われる方もいるかもしれないのですが。
実は暑すぎるのは良くないのです。
なぜならパネルの表面温度が高くなると発電量は落ちるのです。
もちろんパネルによって温度上昇の耐性は異なります。
概ね 10%程度出力低下となることが多いみたいです。
一般的には年間予測発電量を算出するときはこの温度上昇による損失も計算しています。
逆に温度上昇のロスを考慮していないとなると計算が狂ってくることになります。
最後に
太陽光発電量は夏が一番発電量が多いということはないと覚えておいてください。
じゃあ、もう少し待ってから設置しようかなと思われる方もいるかもしれませんが。
その必要はありません。
なぜなら、例えば住宅用で固定価格買取制度による10年間というのは変わらないので。
それぞれの季節が10回巡ってくるということなのです。
それよりも太陽光発電を設置する人が増え、年々売電価格が低下することを考えるとむしろ早い方が良いくらいです。
当然、じっくり検討して設置した方が良いのですが。
もし興味があるのなら早めに検討することをおすすめします。