今回はプロパンガスと都市ガスの違いについてです。
それでは見ていきましょう。
プロパンガス
ボンベにガスが入っており、配送車で各家庭に運ばれます。
都市ガスの方が主流ですが、導入が難しい家庭などでは、このプロパンガスが利用されています。
あと細かいところですが、ガス警報器の取り付け位置も異なります。
都市ガスの場合、天井に近い位置に取り付けしますが、プロパンガスは、室内の壁の下の方の位置に取り付けます。
この理由は、プロパンガスは、万が一ガス漏れしたときに、空気より重たいため、低い場所にたまりやすいからです。
しかし設備さえあれば、どこでも使用できるというのがメリットです。
デメリットは、料金が都市ガスと比較して高くなりやすいところです。
都市ガスと比較して 1.5倍以上は高くなる可能性があります。
これには理由があって、やはりガスの輸送費と各家庭にある機器の安全点検などの人件費などが大きい理由かと思います。
あとプロパンガスは販売価格をそれぞれの会社が自由に決めることができます。
プロパンガスの業界も価格競争が起きて価格が下がりすぎないように地域よっては協定を組んでいる場合もあるそうです。
都市ガス
おそらくガスを家庭で使っている方で一番なじみのあるものだと思うのですが。
ガスの供給所があり、導管から各家庭に供給されるタイプです。
ガスの特性は、空気より軽いのでガス警報器は天井に近い位置に取り付けします。
メリットは、料金が安いところです。
デメリットは、挙げるとすれば、災害時に復旧が遅れやすいところですかね。
この点はプロパンガスの方が早いです。
プロパンガスはランニングコストが高くなりがち
プロパンガスは導入が手軽なところがメリットなんですが。
その後の費用が高くなりやすいです。
プロパンガスは自由料金なので本当に会社によってバラバラです。
料金の決定権はガス会社にあるのです。
プロパンガスを利用されている場合、自分のガス料金が適正なものか、まず知る必要があるかと思います。
契約時は安くても、1年ごとに料金単価が上がって、5年後には契約時の2倍以上にされるということもあります。
もし高い金額を払っているのであれば、ガス会社を変更するか。
初期費用はかかりますが、思い切ってエコキュートを導入してみるのも良いかと思います。
お風呂だけでも料金はかなり違うので。